ツ シ マ ウ ラ ボ シ シ ジ ミ 、 越 冬 明 け 「 蛹 ( さ な ぎ ) 」
武 田 暢 博
撮 影 場 所:長 崎 県 対 馬
撮 影 月:5 月
このチョウは幼虫で越冬すると知った。この食草は多分ケヤブハギで、越冬のために作った巣は、冬に落葉し、他の枯れ葉に埋もれてしまう。冬を過ごし春を迎えた幼虫は、そばの植物の茎に力を振り絞って3~5㎝の位置まで這い上がり、蛹に変化する。その蛹を見つけて小躍りしたのは2024年5月10日のことだった。
ツシマウラボシシジミ
シジミチョウ科
環境省レッドリスト-絶滅危惧IA類 国内希少野生動植物種
日本では、対馬でのみ見られる。生息地は沢沿いの森林で、幼虫の餌はヌスビトハギやその仲間。シカが増加し、植物を食べ尽くすことで林の下草がほとんどなくなったため、このチョウは、一時、野生で絶滅するまでに減少した。現在、もっとも絶滅が懸念され、当協会のほか、多くの関係者によって保全活動が進められている。
認定NPO法人
日本チョウ類保全協会
Japan Butterfly Conservation Society
Tel : 03-3775-7006
HP :https://www.savebutterflies.jp/
Copyright (C) 2008 日本チョウ類保全協会
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