ウラナミジャノメは、京都府南部では例年第1化が5月末頃から(今年の初見は5月30日)、第2化が8月半ば頃から(今年の初見は8月14日)発生します。この化性は奈良県内4市町村の発生地や三重県内1市の発生地と同じです。今年は高温傾向が続いたためか10月半ばを過ぎても擦れた個体が見られましたが、突然10月25日に新鮮個体を確認しました。これが仮に第3化とすると第2化初見から72日目に当り、第1化初見から第2化初見までの76日間にほぼ相当します。その後、新鮮個体は11月中旬までに3回観察しました。掲載した写真は11月1日に撮影した個体です。
ウラナミジャノメ
タテハチョウ科
環境省レッドリスト-絶滅危惧Ⅱ類
本州(中部以西)~九州にかけて分布し、林縁、農地、河川堤防、湿地などで見られる。比較的普通にみられる近縁のヒメウラナミジャノメとは別の種類で翅裏の眼状紋(目玉模様)の特徴が異なる。もともと局地的であったが、全国的に大きく減少している。
認定NPO法人
日本チョウ類保全協会
Japan Butterfly Conservation Society
Tel : 03-3775-7006
HP :https://www.savebutterflies.jp/
日本チョウ類保全協会
Japan Butterfly Conservation Society
Tel : 03-3775-7006
HP :https://www.savebutterflies.jp/
FB : https://www.facebook.com/Butterfly.Conservation/
Twitter : https://twitter.com/BCsociety_japan